ほうれん草の正常な生育を促すトリニティー!
2011年6月6日
埼玉県狭山市でお茶やほうれん草を栽培する農家さんから、ほうれん草(低温伸長性の品種)における
トリニティーの有効性について試験栽培した結果を下記のとおりご報告いただきました。
品 種:ほうれん草 クロノス~低温伸長性の品種で濃緑
種撒き:11月3日
収 穫:1月16日~31日
・試験区1:11月9日 トリニティーZ 250倍の水溶液を散布
・試験区2:11月9日 トリニティーZ 500倍の水溶液を散布
・対照区
①発芽
1箇所の播種粒数5~6粒において、対照区は3~4粒発芽、試験区は5~6粒発芽した。
今年は例年に比べて発芽率が悪い年柄だったが、発芽率は大きく異なった。
②育成
播種後2ヶ月くらいまでは比較的暖冬で推移したため
少々徒長ぎみ(無駄に茎が伸びる)の傾向が見られたものの、対照区の成長が勝っていた。
トリニティーZの試験区は成長が揃い、じっくり生育している感があった。
1月半ばから厳しい寒さが続いたが、収穫時にはトリニティーZの試験区は対照区より伸びが良く
色つやも良いように感じた。
③弊害
低温伸長性の品種 クロノスは、厳寒期になると表皮が成長を停止するにもかかわらず
内部の組織が伸長するため、表皮と内部の組織が分離して軸折れという弊害が発生しやすい。
④結果
トリニティーZ 250倍の試験区に軸折れはほとんどなく
500倍の試験区に少々見受けられた程度である。
収穫期には厳しい寒さが続いたにもかかわらず、素直に成長した感がある。
●対照区に発生したほうれん草の軸折れ(左)とトリニティーZ 250倍の水溶液を散布した試験区(右)
情報提供:美容室Route M 様(埼玉県)