シックハウス訴訟で健康被害を認めた初めての判決!
2009年10月6日
10月1日 シックハウス訴訟で健康被害を認めた初めての判決が東京地裁で下されました。
購入した新築マンションの床材から発生した有害物質で、めまいや頭痛を起こす「シックハウス症候群」にかかったのは、不動産会社が適切な対応を怠ったためとして、神奈川県平塚市の女性(48)が、マンションを分譲した不動産会社「ダイア建設」(横浜市)=民事再生手続き中=に、約8800万円の損害賠償などを求めた訴訟の判決が1日、東京地裁であった。酒井良介裁判官は同社の過失を認め、同社に約3660万円の賠償責任を認めた。
女性の代理人によると、シックハウスによる健康被害が認められ、患者側が勝訴したケースは初めてという。
酒井裁判官は「国の指針値を超える化学物質が発生しない適切な建材を使わなかったこと、そのことで生じる危険性を説明するなどの措置を取らなかった」と同社の過失を認めた。
(中略)
判決によると、女性は平成12年にマンションの部屋を購入。その後、指針値を超える有害物質「ホルムアルデヒド」が検出され、シックハウス症候群を発症した。(産経新聞)
WEB上で[シックハウス 東京地裁]で検索すれば
毎日新聞、時事通信などからも関連記事がアップされています。
また、9月26日の朝日新聞に掲載された「化学物質 5千万種越す」という記事の内容も
シックハウス症候群、シックスクール症候群多発の原因と無関係ではないでしょう。