【Q&A】 ラクティスト
2011年1月12日
Q■乳酸菌とはどのようなものでしょうか?
A■代謝により糖類から乳酸を生成する細菌類の総称です。
乳酸を産出し周りの環境を酸性にすることで、他の微生物の増殖を抑え、
自らの増殖に有利な環境を維持します。
ヨーグルトや漬け物などの発酵食品の製造にも欠かせないものです。
Q■有胞子性の乳酸菌とはどのようなものでしょうか?
A■ビフィズス菌に代表される一般的な乳酸菌は、酸素に弱く(嫌気状態でないと死滅)、
酸にもとても弱い(pH4.2以下で死滅)ので、生きたまま腸に到達させることがとても難しいものです。
その点、胞子を形成する有胞子性の乳酸菌は、乾燥状態での保存性に優れ、
胃酸にも強いので生きたまま腸に到達します。
Q■腸内常在細菌叢(さいきんそう)とはどのようなものでしょうか?
A■腸内に常在している細菌類を、お花畑に例えて腸内フローラとも云います。
私たちの腸には産まれながらにして乳酸菌などの有用菌(善玉菌)が定着しています。
この善玉菌を増やし、有害な細菌(悪玉菌)の増殖および毒素の生成を抑えることが、
様々な生活習慣病や婦人病などの抑制に繋がると考えられています。
ラクティストに配合された乳酸菌の近縁にあたるラクトバシラス属や、
ビフィズス菌に代表されるビフィドバクテリウム属が、腸内に常在する乳酸菌です。
Q■ラクティストの乳酸菌は腸内常在細菌でしょうか?
A■ラクティストに配合された有胞子性乳酸菌は学名をバシラスコアグラムと云います。
私たちの腸内に常在する胞子を持たないラクトバシラス属の近縁ですが、
その定着性は約1週間という一過性の常在菌です。
そもそも、外来の乳酸菌は恒久的に私たちの腸内には定着しないので、
主要乳酸菌のビフィズス菌であっても、常在菌を外部から補うということはできません。
ラクティストに配合された有胞子性乳酸菌は一過性の常在菌ですが、
私たちが持って産まれた乳酸菌の増殖を促すサポーターとして、定期的な飲用を心がけて下さい。
Q■ラクティストの乳酸菌は腸内で増殖するのでしょうか?
A■ラクティストに配合された有胞子性乳酸菌は、胞子の状態で胃を通過し、
腸内で発芽して活発な生活細胞となり、オリゴ糖などの糖類を糧に乳酸を生成しながら
一定期間は腸内で増殖し続けます。
その結果、腸内常在細菌であるビフィズス菌をはじめとする乳酸菌が増殖しやすく、
有害な細菌が増殖しにくい環境となるのです。
Q■乳酸菌の効能効果とはどのようなものでしょうか?
A■乳酸菌は腸内常在細菌叢のバランスを整え、腐敗菌の増殖を抑制するなどの
整腸作用に優れていますので、便秘や下痢の解消、美肌効果、免疫力アップなどに繋がります。
腸内環境の改善と共に血液もきれいになりますので、冷え性や生理痛、肩こり、頭痛などの
婦人病の解消にも効果的です。
また、血圧や血清コレステロールの低下も期待できる効果のひとつです。
最近では、有胞子性乳酸菌が花粉症の症状を改善する効果が認められ、
アレルギー性の他の疾患にも極めて有効であることが判明しました。
※これらの効能効果はあくまでも一般的な乳酸菌のことであり、
ラクティストの効能効果ではありません。
Q■プロバイオティクスとは何でしょうか?
A■人体によい影響を与える微生物、腸内常在細菌叢のバランスを改善する乳酸菌などの細菌を
生きたまま含んだ食品のことです。
Q■ラクティストはいつ、どのくらいの量を飲めばいいでしょうか?
また、多めに摂取しても大丈夫でしょうか?
A■ラクティストは1日に2~4g程度を目安に1日数回に分けて、
そのまままたは飲料水などの飲み物に混ぜてお飲み下さい。
医薬品ではありませんので用法・用量に制限はありません。
食品として常識的な範疇であれば、少々多めに摂取しても問題ありません。
Q■ラクティストにはどのくらいの乳酸菌が入っているのでしょうか?
A■ラクティストには1g中に22億個以上の有胞子性乳酸菌が含まれています。
Q■食品アレルギーのある方はラクティストを飲んでも大丈夫でしょうか?
A■ラクティストには牛乳由来の成分が含まれています。
食品アレルギーのある方は、原材料名をよくご確認のうえご自分で判断してお飲み下さい。
Q■糖尿病の方はラクティストを飲んでも大丈夫でしょうか?
A■ラクティストのエネルギーは100gあたり366Kcal(2gあたり7.3 Kcal)です。
栄養成分表示をよくご確認のうえ、ご自分で判断してお飲み下さい。
ちなみに角砂糖(3~4g)1個のカロリーは11.6~15.5Kcalです。
Q■胃腸が弱い方はラクティストを飲んでも大丈夫でしょうか?
A■ラクティストに配合された有胞子性乳酸菌には、腸内常在細菌叢のバランスを整え、
腐敗菌の増殖を抑制するなどの整腸作用に優れていますので便秘や下痢でお悩みの方に最適です。
胃腸が弱い方でも特に問題ありませんが、
最初は胃腸の具合を確かめながら飲用量や回数をコントロールして下さい。
Q■妊娠中や授乳中の方はラクティストを飲んでも大丈夫でしょうか?
A■食事制限などがない方なら、どなたでも特に問題はありません。
Q■ラクティストは飲料水やお湯などに入れて飲んでも大丈夫でしょうか?
A■ラクティストに配合された有胞子性乳酸菌は、乾燥した休眠状態から一旦発芽をしてしまうと、
一般の乳酸菌と同じ生活細胞になりますので、
耐酸性を失って生きたまま腸に到達することができなくなります。
ラクティストは飲料水に入れて飲んでも構いませんが、必ずその場でお飲み下さい。
また、一般の乳酸菌は70℃でほとんど死滅してしまいますが、有胞子性乳酸菌は
85℃で30分の加熱処理をしても死滅しませんので、お湯に入れて飲んでも構いません。
Q■ラクティストは他の薬や健康食品と一緒に摂取しても大丈夫でしょうか?
A■ラクティストは医薬品ではありませんので、それ自体は問題ありませんが、
医薬品と一緒に摂取する場合は、処方された医師または薬剤師の方の指示に従って下さい。
Q■ラクティストと天地清浄(てんちきよめ)の違いは何でしょうか?
A■天地清浄は化石サンゴを主成分に、有機ゲルマニウムとスピルリナの原末を
数%配合した天然の総合ミネラル補給食品です。
カルシウムをはじめとするミネラルの補給と、生体エネルギーのバランス調整を目的としています。
ラクティストは有胞子性乳酸菌と乳糖果糖オリゴ糖を主成分に、化石サンゴと
食品に初めて配合されたトリニティー(シルク含有アパタイト被覆二酸化チタン)の微粉末、
有機ゲルマニウムなどを数%配合した乳酸菌含有食品です。
有胞子性乳酸菌による整腸作用と生体内からのデトックスを目的としています。
ラクティストと天地清浄は、主成分も目的も全く異なる製品です。
Q■ラクティストと天地清浄の相性がいいというのは、どういう意味でしょうか?
A■ラクティストに配合された有胞子性乳酸菌は、腸内でオリゴ糖などの糖類を糧に増殖しますが、
これら細菌の増殖にはカルシウムなどのミネラルも必須の栄養素ですから、
天地清浄などの化石サンゴシリーズ商品と一緒に摂取することをお勧めしています。
また、乳酸菌が産出する乳酸は腸内を酸性にすることで、カルシウムなどのミネラルが溶けやすく、
体内への吸収が促進されるという相乗効果もあります。
Q■ラクティストの甘味や酸味は何でしょうか?
A■ラクティストの甘味は乳糖果糖オリゴ糖に由来し、酸味はクエン酸によるものです。
Q■乳糖果糖オリゴ糖とはどのようなものでしょうか?
A■牛乳に含まれる乳糖と、サトウキビに含まれるショ糖を原料にしたオリゴ糖です。
オリゴ糖はラクティストに配合された有胞子性乳酸菌や、
ビフィズス菌などの常在の乳酸菌を育む糖源として重要な成分です。
Q■ラクティストの保存方法と開封後の賞味期限はどれくらいでしょうか?
A■ラクティストは高温、多湿、直射日光を避けて保存して下さい。
賞味期限は箱底に記載してありますが、未開封の状態で製造日より3年です。
乾燥状態での保存性に優れた有胞子性乳酸菌は、温度40℃、湿度80%の保存性試験においても
全く問題ありませんが、開封後はできるだけお早めにお召し上がり下さい。